樫(かし)の乾燥材のうち、自然乾燥で十分に乾燥させた木材をAD材(AirDry材)と呼びます。
樫(かし)のAD材は乾燥に5年~10年と非常に長くかかりますが、その分50~100年もつような
耐久性が得られます。
材質は非常に堅く、また粘りがあり強度も高く耐久性に優れており、その特性から道具類、建築用材などに使われています。
ただし、加工がしにくい、乾燥しにくいといった難点があるので注意が必要です。
民家の垣根に植樹される主要な樹木の一つでもあり、常緑樹であるために防風林としての機能も果たします。
また樫の生葉・生木は他の樹木と比較した場合に燃えにくいこともあり、隣家火災の際には延焼を防止する目的も持ち合わせています。
当社ではお客様に適した大きさにカットし、お届けすることができます。
国産材の中でも有数の強度・耐久性を誇る樹木が「樫(かし)」です。
その性質を活かして、建築材に用いられたり、造船所の盤木、台座、重機運送車の歩み板、麺棒・拍子木など生活に密着した木です。
大型サイズ(200mm)から小割材までご希望のサイズ・形状の樫(かし)材を製材し、お届け致します。
コルクの原材料となる樫(かし)は、気泡中に多量の窒素を含んでいるため燃えにくく、万が一燃えても、ゆっくりと焦げて表面が炭化・膨張し、その結果、空気を遮断して延焼の防止に役立つという仕組みです。
そのままでは硬い樫の木も建築用材として、コルク板として、また「衝撃の吸収」、「保温性」などがある点で非常に注目されています。
樫(かし)の木が燃えにくいのは、その内部で多量に気泡を含んでいるからです。そのため、耐水性・防水性に優れています。
また、日本に樹生する樫(かし)の木の種類は、アカガシ、ウラジロガシ、ツクバネガシ、シラカシ、アラカシ、イチイガシなどがあります。
山車、木刀、ハンマー、建築材(欄間・敷居)、枕木、机、テーブル、椅子、スコップ、農耕具、テコ棒、樽など
様々な用途に利用ができます。
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